新緑の奈良公園を歩いて奈良国立博物館で開催されている 「鑑真和上展」へ行ってきました。 鑑真和上が創建した唐招提寺の数々の文化財が展示されています。 戒律を日本に伝えるため、最初に来日を志してから約12年、その間、 5度にわたる渡航の失敗を経験し、さまざまな苦難(嵐の中漂流し、 高弟を失いなお自らも失明)を乗り越え、仏教伝道のため来日を目指した 鑑真の強い意思は、現代の我々にも深い感銘を与えてくれます。 天平の甍として知られる金堂(国宝)は、平成12年以来、足かけ10年に わたって解体修理がおこなわれてきましたが、その修理が本年(平成21年) 秋に完了し、新しい姿でお披露目されます。 これを記念しての今回の展覧会です。 鑑真和上の像をはじめとして奈良時代の「舎利塔」「梵天立像」「帝釈天像」それに 「持国天」「増長天」「広目天」「多聞天」の四天王などの国宝がずらりと並んでいました。 重文の「東征伝絵巻」はわかりやすく鑑真の渡航の様子が描かれています。 創建当初の鴟尾には感服しました。 それに 東山魁夷画伯の御影堂障壁画・「濤声」12面、「山雲」4面、墨一色で描いた 「黄山暁雲」4面、「揚州薫風」4面、「桂林月宵」4面はまさに圧巻でした。 連休前、来場者も少なくゆっくり天平の時代に思いを馳せながら文化遺産を じっくり拝見できました。 今日は爽やかな風が心地よく奈良公園を歩き春日大社・春日大社神苑へ。 残念ながら藤の花はまだこれからでした。 ≪ 春日大社神苑 ≫ 「九尺」 「黒龍」 「本紅」 「岡山一歳」 「八重黒龍」 「麝香藤」 万葉植物園では「御衣黄」が見ごろでした。 「黄椿・クリサンタ」 「ツボスミレ」 「春蘭」 「菖蒲・アヤメ」
by shelly80
| 2009-04-22 23:54
| 奈良
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